色とりどりの棒

わかりたい

2016-01-01から1年間の記事一覧

メリークリスマス

千葉県市原市の山あいにある某無人駅に、なんの縁あってか今年だけで二回も訪問する機会があり、まずは五月そして次は十二月に降り立ったのだけれど、一度目は春麗らかでとても風情があったのが、二度目では大量の電飾でこれでもかというほど駅は飾りつけら…

渋滞と妄想の親和性について

落ち着きを失っているので、またもや気晴らし。 以前浅草に車で行く用事ができたとき、用賀ランプから首都高3号線に乗ったのだけど、ゲートを通過した途端に「池尻で事故 渋谷まで60分」とかなんとか書いてある。 絶望した。 僕は渋滞が大大大嫌いで、環境に…

思考実験と組み相撲はとらない

(これは10/30の投稿とセットにするつもりで書いたのだけど、やっぱり微妙なのでは?と思いだしてお蔵入りしていたやつです。でも卒論でも発表でもなんでもないので、なんかもったいないしもう微妙でも構わないやと今さら開き直った。) 心の哲学で卒論を書き…

旋律地獄

必要に迫られて最近は哲学の勉強もまあそこそこやっているつもりだけど、平行してこっそり音楽理論の勉強もやっている。そうしたら基礎は知っていたつもりだったのにけっこう何もわかっていないことが発覚した。 その中でも今一番興味があるのはバッハのフー…

わかり砂漠©が増えてゆく話

卒論がやばいという話。10月頭におおまかなスケジュールをたててみたものの、既に追いついていない。冷静に、まずいかもしれない。 今は卒論のテーマでもある、「説明ギャップ」の進化形(?)である「概念ギャップ」の批判論文を読み進めているという段階だ。…

反例てんこもり哲学の徒然考

『フィクションの哲学』(清塚邦彦, 2009 勁草書房) を読んだ。 けっこう面白い。フィクションを語るとはどういうことなのかについてはプラトンの時代から「ミメーシス」という概念で語られている問題である。以前アリストテレスの『詩学』を授業で読んだのに…

途中下車とかのよさについて

どうしても旅に出たい、しかしお金が決定的に、ない ―――こういう憐れな学生の強い味方が「青春18きっぷ」だ。 日本全国の普通列車に乗り放題で、5枚刷り11850円。首都圏を始発で出発すれば、たった2370円で北は青森県、西は山口県(裏技を使えば九州)まで到達…

内容には全く触れないゴジラ論

『シン・ゴジラ』を観た。めちゃくちゃ面白かったので2回観た。 ヒョーーッ、蒲田のゴジラ、キモーーっ!ウオーーッ、というかめっちゃエヴァっぽいじゃーーん!イェーーイ、無人在来線爆弾、サイコーーっ! あー楽しかった、おわり。基本的には完成品を数回…

少しだけ人間味のあるマシーン

塾の個別講師をしている。今は大学受験を控えた生徒を持っているのだけど、今日彼が定まらない進路について「やっぱり学歴で恥をかきたくないし勉強頑張らなくちゃ」みたいなことをいっていた。 塾講師してる間はものすごーく優しくにこやかに振る舞うように…

いつか酒の肴になってくれ

8月が終わった。 ちょっと区切りっぽいのでブログ作成してみた。 今さらブログを始めた一番の目的は、今まだ社会に出ていない状態でこういう散文的なものを書き溜めておいて、いつか社畜や中年オヤジや瀕死の爺さんになったときに読み返して、自分で爆笑した…